こんにちは、タカです。
以前投稿をしたこちらの記事の中で、「今後はブログを書きつつ、ウェブマーケターへの転職を目指します」と宣言しました。
こんにちは、タカです。 「自分の向いている職業って何だろう。」「日々仕事をしているけど、これが自分のしたいことなのかなあ」 こんなこと、考えたことないですか? 僕はこれから紹介する本を読むなかで、 「自分の特性」[…]
あれから数か月、結果としては
どこにも受かりませんでした。
転職エージェントに登録し、ピックアップされる求人に応募。
書類審査の通過率は20件応募して、1件通るかどうか。
ようやく通過しても、面接が通らず・・・。
という惨憺たる結果。どうにもこれは方針転換をした方がいいと思いました。
この記事ではウェブマーケターを目指していた自分が、なぜ一度挫折したプログラミングをしようと思ったのか、その過程を自分の備忘録的にまとめています。
32歳、実績や経験がないのは論外です。
自分は1987年生まれで、2019年時点で32歳となってます。まずこの時点で20代の方と比較して、圧倒的なディスアドバンテージがあることを自覚すべきでした。
若ければ若いほど、入社してから研修や経験を積ませることで会社の戦力としてカウントできます。
でも30代ともなれば、求められるのは「即戦力」という一点のみ。
その中で「未経験です。」と言っているのは、「自分は使えません」と宣言しているのと同義です。
上記のようなバックグラウンドがあってか、面接の際に言われたことの多くは、以下のようなものでした。
「ブログをやっているって書いてあるけど、どれぐらいのPVがあるの?」
「ツイッターでやってる?フォロワーとか何人ぐらい?」
正直、PVなんていう前に記事4つぐらいしか書いてません・・・。
ツイッター、してません・・・。
こんな奴、落ちて当然です。
僕の認識では「自分でドメイン取って、SEOの知識をさらっと抑えつつ、そのアウトプットとして記事を書いてます」ということで、面接の評価はあがるだろうと思ってました。めちゃくちゃ甘いですね。
これ、24歳とかならいいかもしれません。「自分で独自ドメイン取って、サーバーも借りてるの? SEOのことよく知ってるねえ」みたい感じで。
でも自分は32歳。そんなことはどうでもよく、面接官が気にするのは「この人は入社して戦力となるのか?」ということです。
「ウェブマーケティングは未経験でも転職可能です」の罠
こんな実績も経験もなく、なぜ無謀にもウェブマーケターを目指したのか。
それはウェブ上の「未経験でも十分転職可能」という言説に踊らされていたからです。
試しにグーグルで「webマーケティング 未経験」と検索してみてください。
すると検索結果の多くは「未経験でも十分チャンスはあります」という文言で溢れてます。
自分はこれをみて「自分でも転職できるんだ!早速動かないと!」と勇み、実りのない転職活動を数か月も続けました。
今考えれば、なぜこんなに「未経験でも十分チャンスがある」という文句が多いのか分かります。
それはその記事を読んで自分のようにやる気に駆られたユーザーが、転職エージェントへ登録することでそのサイトに報酬が入るからです(アフィリエイトですね)。
冷静に考えれば分かりそうなものですが、その時は盲目的に信じてしまいました。
なぜ挫折したプログラミングをしようと思ったのか
転職活動の失敗。それ自体は失敗でした。時間も戻ってきません。恥ずかしい思いもしましたし、悔しい思いもしました。
今でもこの記事を書いていてめちゃくちゃ恥ずかしいです。
でも行動した結果の学びとして得られたものが一つあります。
それは
本気で転職したいなら、誰が見てもわかるようなスキルと実績をつくること
が最も重要であるということです。これは年齢が高ければ高いほどそうだと思います。
考えてみれば当たり前のことです。でも自分は身をもってこのことを知りました。
そうした中で、「じゃあどういった実績を作ればいいのか」ということになります。
またブログを書く、ということも選択肢の一つではあります。でもブログで実績を作るためには、どうしても時間がかかります。また、時間をかけてもそれが上手くPVや成果報酬といった結果につながるとは限りません。
つまりブログで実績をつくるということは、「確実性が低い」「再現性が低い」ということになります。
ただ自分はどうしても現状を変えたい。労働時間に見合った給与はなく、自分の裁量で仕事を決められず、帰宅時間も遅い。
こうした状況にどうしても我慢が出来なくなっているのです。
では何で実績を作るのか。そこで選択肢として有力なのが「プログラミング」です。
ブログと違い、プログラミングはコードを正しく書くことが前提であり、それゆえに正解があります。
また、努力をすればするほど理解が深まりまた実力もついていきます。
つまり、ブログよりも「確実性が高く、かつ再現性も高い」ということです。
一度挫折したプログラミング。なぜ挫折したのか。
それには覚悟がまず足りませんでした。そして、適切な学習方法も知りませんでした。
本気で人生を変えたければ、どれだけ難しかろうが時間がかかろうが、結果が出るまでやるしかありません。
この覚悟を、忘れたくないと思います。