さあ才能に目覚めよう アイキャッチ

『さあ才能(じぶん)に目覚めよう』は、自分の適性を知り、仕事を見つけるための最高のツール。

  • 2019年1月16日
  • 2019年2月1日
  • 仕事

こんにちは、タカです。

 

「自分の向いている職業って何だろう。」「日々仕事をしているけど、これが自分のしたいことなのかなあ」

こんなこと、考えたことないですか?

 

僕はこれから紹介する本を読むなかで、

「自分の特性」「好きなこと」「向いている仕事」を知ることができました。

 

この記事では、そういった「やりたい事」「向いている仕事」が分からなかった僕が、どのようにして「自分が好きな・向いている仕事」を見つけたのかを紹介します。

 

『さあ才能(じぶん)に目覚めよう』とは何か?

 

結構有名な本なので、既に知っている方も多いかと思います。

簡潔にまとめると、以下のような本です。

 

  • アメリカの「ギャラップ社」が開発した、人間の強みに共通する34の資質を発見するためのテスト
  • 約200問の質問があり、かつ20秒の制限時間があるため直感で答える必要がある。(40分ぐらいかかります。)
  • 診断が終わると、34の強みの中から上位5つが選ばれ、その特徴や活かし方のレポートが作成される。

 

テストを受ける方法は3つ

1. 書籍を購入し、それに付属する「アクセスコード」を入手してテストを受ける

2. 公式サイトから直接アクセスコードつきの電子書籍を購入する

3. App Storeからアプリをダウンロードして課金してテストを受ける

 

*3つあるうち、おすすめなのは「1.書籍を購入する」です。2と3でも受けられますが、価格が割高であったり、テスト結果の解説が書籍と比べて不十分なことがあるからです。

*書籍でテストを受ける場合、アクセスコードは一回しか使用出来ません。そのため、中古で購入した場合はテストが受けられないので、注意してください。

 

さあ才能(じぶん)に目覚めようー結果と解説

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実際僕もテストを受け、結果は以下の通りでした。

 

1. 未来志向

「未来志向」の資質が高い人は、未来と未来にできることを心に描くことで、ひらめきを得ます。未来についてのビジョンを語ることで、人々にエネルギーを与えます。

2. 最上志向

「最上志向」の資質が高い人は、個人や集団の卓越性を高める手段として、強みに注目します。優れたものを最高レベルのものに変えようとします。

3. 学習欲

「学習欲」の資質が高い人は、学習意欲が旺盛で、常に向上を望んでいます。結果よりも学習すること自体に意義を見出します。

4. 目標志向

「目標志向」の資質が高い人は、目標を定め、その目標に向かってまい進し、目標達成に必要な修正を行うことができます。優先順位をつけてから、そのとおりに行動します。

5. 親密性

「親密性」の資質が高い人は、他の人たちとの緊密な関係を楽しみます。目標達成のために友人と努力することから、大きな満足感を得ます。

 

34ある中から5つとなると、確率は約27万分の1。

この結果は上位5つが表示されますが、この順位も一致する確率は約3300万分の1。日本国内だとおおよそ3~4人に1人ということになります。

 

診断結果の解説

*結構ボリュームがあるので、「サクッと次に行きたい!」という方は飛ばしてください。

 

1. 未来志向

「もし・・・だったら、どんなに素晴らしいだろうなぁ」と、あなたは水平線の向こうを目を細めてみつめることを愛するタイプの人です。

そして未来に何ができるかというビジョンがみえ、それを心に抱き続ける夢想家でもあります。またあなたは本能的に将来についてじっくり考え、何ができるかを真剣に考えることがあります。

「未来志向」の資質によって、ガイドやコーチになる素質があなたには備わっているかもしれません。

知識を得るために技術や科学に関する記事をどんどん読み、調査しましょう。それがあなたの想像力の糧となります。

 

2. 最上志向

優秀であること、平均ではなく。これがあなたの基準です。平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要し、あなたはそこに全く意味を見出しません。

一人で仕事することが好きなので、才能を最大限に活用できるという価値を称賛するでしょう。 生まれながらにして、あなたは、 自分の才能をフル活用しています。 そうやって目標へ向かって進みます。

おそらくあなたは、 質問に答えてもらったり、調査によって新しい情報が得られたり、知識が深まったりすると、ありがたく思います。 あなたは、いつも、会話やメディア、インターネット、本、授業などを通じて理解を深めます。

人の成功を助ける職務を探しましょう。人に教えているとき強みに着目するあなたは、人々に利益をもたらしている自分に気づくでしょう。

 

3. 学習慾

あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。

内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。

できる限り、技術や規則が常に変化する分野にキャリアを変更しましょう。これに対応しようと挑戦することで、あなたはいきいきとします。

おそらくあなたは、 個人プレーヤーのようです。 いつもあなたの精神的・肉体的エネルギーは、本当に興味を引かれる物事に注がれます。

 

4. 目標志向

多くの場合あなたは、 自分を目標の達成と成功に向かって努力する人だと思っています。 あなたは日々多くのことを達成せずにはいられません。そのため、「私はどこに向かっているのか?」とあたなたは毎日自問します。

目標志向という資質のために、あなたは明確な行き先を必要とします。行き先がないと、あなたの生活や仕事はたちまち苛立たしいものになる可能性があるからです。

ひとりで独立してその役目を果たす職務を探しましょう。あなたは「目標志向」の資質を発揮して、ほとんど監督されなくても仕事を進めることができるでしょう。

 

5. 親密性

あなたは本能的に、 さまざまな問題についてのあなたのアイデアや見方を他の人からせがまれることがよくあります。

あなたは一人で仕事することが好きです人はおそらくあなたに気軽に質問してくるでしょう。

あなたは親しい友人のそばにいてこそ、大きな喜びと力を得るのです。あなたは親密であることに心地よさを感じます。一旦最初の関係ができあがると、あなたは積極的にその関係をさらに深めようとします。

 

*書籍での解説や、診断結果から得られるレポートを基に内容を抜粋・編集しています。

 

診断結果を分析する

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先ほどの上位5つの診断結果を見ると、どうやら僕には共通した適性があるようです。

 

1. 「一人で仕事をすることが好き」

正直びっくりしました。が、とても当たってます。

34ある中で5つの資質が選ばれるとお伝えしましたが、そのうち4つも「あなたは一人で仕事をするのが好き」という記述がありました。もう「これでもか!」というほど、「あなたは一人が好きなんだよ」と言われています。

つまり僕は会社や集団の中よりも、自分の意志と能力で、一人で仕事を進めるということが圧倒的に向いている、ということです。

 

2. 「学習して知識を得ることが好き」

二つ目に特徴的なのは、「学ぶこと、そして知識を得ること」に喜びを感じるという点。

これも言われて見れば確かにそうで、僕自身、本を読む・ニュースを見るなどから、何か新しいことを知るのがすごく好きです。

言い換えれば、そうした時間が取れなかったり出来なかったりすると、非常にストレスを感じます。

 

3. 「人に教えることが向いている」

三つ目の特徴は、「人に教えたり、アドバイスをすることに適性がある」ということ。

学生時代は塾の講師をしていたし、また社会人になってからも同僚に業務について説明している時は、「分かりやすい」と言われることもあり・・・これも当てはまってます。

あと、仲の良い友人からはアドバイスを求められることも多かったです。

 

自分の向いている仕事は何だろう?

ここで、診断結果を整理します。

  • 一人で仕事をするのが大好き
  • 新しいことを学ぶことが好き=常に技術・規則が変化する環境が向いている
  • 人に教えることが向いている=人の成功を助けること
  • 未来について考えるのが好き
  • 目標を定め、それに向かって日々を送ることが向いている

 

これらの「自分の資質」から、自分に向いている(だろう)仕事はこちら。

研究者・職人・教師/講師・コンサルタント・プログラマー/エンジニア・パーソナルトレーナー・マーケター・文筆業

 

・・・と、様々な職業がありますが正直にいうと、今までの人生の中でいくつか経験してたんですね。

 

塾講師

大学生の時、中学生に英語を教えてました。

生徒の成績が伸びたり、解けなかった問題が解けるようになったりすると自分もすごく嬉しかったのですが、毎年同じようなカリキュラムが組まれるため、自分の中で「飽き」が来てしまい、挫折。

 

研究者

大学院にいたことがありますが、来る日も来る日も文献を読んでレポートを作成し、論文を作成し・・・。

同じことを繰り返している毎日が辛くて挫折。

 

プログラマー/エンジニア

「自分で何かモノを作りたい。そして自分で稼げるようなスキルを身につけたい。」

そんなことがきっかけで「Progate」という、オンラインでプログラミングが学べるサイトで勉強を始めました。

コードを書き、ウェブ上でそれが実際に表示されたり動いたりすることに感動を覚えるも、一文字でも間違えると正しい結果が表示されない・延々とコードを書くことに嫌気が差し・・・挫折。

 

とまあ、経験をしては挫折、を繰り返してきたんですね。

そうすると残りの職業は「職人・コンサルタント・パーソナルトレーナー・マーケター・文筆業」。

でもここで振り返ってみたんです。

 

『今まで挫折していきた職業に共通のことがある』と。

 

それは環境の変化がない、あるいは少ないということでした。

 

いくら自分の適性が「一人でいることが好き」「人に教えることが向いている」となっていても、自分の場合は「変化がない」というのが恐ろしく向いてなかったんです。

そうすると先ほど挙げた職業のうち、「職人・パーソナルトレーナー・文筆業」は、どうやら今までと同じ結果になりそうだ・・・と思いました。

 

さあ才能(じぶん)に目覚めようからわかる、自分に向いている仕事の結論

 

【ウェブ×マーケター・コンサルタント】

 

なぜウェブ(IT)を軸にしたかというと、以下の通りです。

 

  1. 変化が激しい業界だから。つまり飽きない。
  2. 常に変化をするということは、「常に学ぶ必要がある」。
  3. 変化するということは「未来が読めない」ということで、そうした中で「世の中はどうなるんだろう」と考えながら仕事ができそう。
  4. 一人で作業することが容易。

 

・・・なぜ今までウェブ業界で働かなかったんだろう、と思うぐらい自分に向いてそうです。

コンサルタントは経験もない自分が、いきなりクライアントに提案出来ないと思うので、まずは「ウェブマーケター」を目指したいと思います。

今の目標は「ブログを書きながら、ウェブマーケティングを勉強しつつ、転職をする」を掲げており、それに向かって日々打ち込んでいます。

 

・読んで、知って、行動しよう

「自分が向いていること・好きなことがわからない」、「なんか仕事をしてても楽しくない」、僕はそうしたことを日々感じていました。

でもこの本をきっかけに自分に向いている仕事は何か、そのために何を取り組むべきか、という「指針」を得ることができました。

もし同じように日々感じている方、試しにこの本を手にとってください。そして行動しましょう。

すぐに人生が変わることはないかもしれませんが、何かを変える「きっかけ」には絶対なると思います。

 

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